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2017-2020 君が言ったから

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 3年。 大人にとっては短く、子供にとっては途方もない長さ。 石の上にも三年。 もちろん、私はもう大人(確実に)なので、その時間で 達成できることの少なさや速さを感じる側。 私は、2017年8月に「 Kyoto Music Channel 」という団体を立ち上げ 自身の演奏活動と並行して運営してきました。 略してKMCは、 1.   京都で生演奏・即興演奏を身近に聴いてほしい  2.   京都で自由な表現の場を提供したい 3.   聴衆、演者、場所を繋げる架け橋に を掲げて 立ち上げは、私が一人で「やるっ!」と決めてスタート。 今思えば、無謀(笑) ほどなくして、それまでジャズ界隈で時々会うぐらいの 友人だった 光岡由利子と偶然会う機会があり そこで彼女が「私、アレ手伝うよ!」と どこからかKMCのことを聞いたのか、突然の申し出があったのです。 最初は、何の稼ぎにもならないような活動でどこまで 頼んでもいいのか?困惑していた私に いつも「本気でやるよ」「何でも言ってね」と声をかけ続けてくれ それから、徐々に二人での運営が形になっていきました。 私には、立ち上げの時に自分自身の中で心に決めたことがありました。 ●どんな事があっても何を言われても、3年は必ず続ける ●自分自身は演者として出演しない 後者については時々、理由を尋ねられることもあったのですが、 私としては、KMCという団体を私的に利用したくなかった そう捉えられたくなかった。 私個人の利益につながる団体でなく 「みんなのもの」であって欲しい、と願っていました。 せめて広く周知していただけるまでは。 そんな、やや頑なな私の考えにも黙って頷き 理解してくれたのが彼女でした。 以来、書類仕事や会計など(私は苦手)を一手に引き受けてくれています。 私は、演奏活動をしていることもあって表に出る場面が多いですが 本当に「KMC」を支えているのは彼女が担ってくれている仕事です。 彼女なしでは到底3年も続かなかった、ここまで コンスタントな活動はできなかったと確信しています。 二人だからこそ、やってこられた。 いい大人なのに、大きな山にも猪突猛進(笑)する私を見守り 粉砕する私を慰め、肯定し続けてくれました。 常にアイデアが実現する方法を一緒に考え、 自身の仕事の合間をぬって動いてくれました。  そんな、私たちのアイデアや